近年、SNSの存在感がどんどん増してきました。
昔はただの遊び道具だと思っていた法人企業も、今ではSNSの影響力を無視できないようになり、SNSをビジネスに応用するようになりました。
そこで生まれた新しい職業が「SNS運用代行」というもの。文字通り、企業などに代わってSNSを運用する仕事です。
中にはフリーランスに依頼する企業も多いです。この記事を読んでいる方の中には、SNS代行で稼いでいきたいフリーランス志望の方がいるかもしれません。
そこで次のような疑問はありませんか?
「いろんな仕事があるけど、SNS運用代行の仕事が面白そう!」
「でも調べても企業向けのページしかないから、仕事としてどんな感じか分からない」
「どうすればSNS運用の仕事を受注することができるの?必要なスキルなどあれば教えてほしい」
SNS運用代行の仕事を受注し、何百万円と稼いでいる人は確かにいます。しかし、企業のニーズを理解せずに営業をしてしまうと失敗してしまう可能性が高いです。
この記事では、上記のような悩みをお持ちの方に向けて、知識ゼロの人でも分かるよう「SNS運用代行についての全体像」について解説していきます。
この記事を読むことで、稼げるフリーランスSNS運用代行に一歩近づくことができます。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
海外フリーランスのマイコ(@PRESS.MAIKO)です。
韓国アイドルにハマり韓国移住を決意。韓国在住3年・韓国現地採用を経験後、現在はヨーロッパを拠点に海外在住のフリーランスとして活動中💡2020年会社設立。
30歳過ぎてから夢をかなえ始めた遅咲きタイプの人間です。何事もはじめることに遅いことはないことを身を以て体験したひとり。
「住む場所に依存にしない働き方」をテーマに自由なライフスタイルを提案しています。
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そもそもSNS運用代行とは何なのか?
まず初めにSNS運用代行とは何なのか解説します。
SNS運用代行を一言で言うなら、「SNSを代わりに駆使して、企業を成長させる」ことです。
具体的には以下のようなものが当てはまります。
- アカウントの立ち上げ
- 投稿テーマやターゲットの選定
- 投稿テキストの作成
- 画像や動画の撮影と編集
- 広告の出稿
- フォロワーとのコミュニケーション・コメント返信
- 成果レポート
- ミーティング
もしSNS運用代行をするのなら、上記の業務内容のうち「アカウントの立ち上げ」「投稿テキストの作成」「画像や動画の撮影、編集」「レポート」などの業務を担当することになります。
SNS運用代行に必要なスキル
上記でSNS運用代行について解説しましたが、具体的なスキルは必要なのでしょうか?
結論、SNS運用代行にスキルは必要です。「SNSが好き」だけでは稼げるようにならないと言うことです。
というのも、SNS運用はその企業の「Webマーケティング」の分野を担当しているからです。
当然マーケティングスキルが必要です。
具体的なスキルで言うと、以下のようなものが挙げられます。
- 顧客視点でのマーケティング力:拡散したくなる内容で発信できるか
- 分析力:得た情報を分析し、改善や次の施策につなげられる力
- コミュニケーション力:クライアントの意向を理解する能力も必要
それぞれ詳しく解説していきます。
必要スキル1:マーケティングスキル
SNS運用代行に「マーケティングスキル」は必須です。
というのも、顧客がどのように考えて購入するのか考えれなければ、売上につながり得ないからです。
例えば、
- どんな内容を書いたら拡散されやすいか
- 書き方はどう工夫したら見てもらいやすいか
- 商品などの見せ方はどうすれば美しく見えるか
などなど。
これまでにマーケティングに関連する仕事をしていた人はSNS運用代行の仕事をする際は有利になるでしょう。
必要スキル2:データ分析
「データ分析能力」もSNS運用代行に必要なスキルの一つです。
SNSで投稿した内容の反応を見ることで、次の戦略を立てることができるようになります。
具体的には、ユーザーの属性や行動、滞在時間を分析することで次の施策へつなげます。
- 投稿された内容を見ているのは女性が多いから女性にウケる文章を書こう
- 若い人が多いから、難しい言葉よりも多少砕けた言葉を使おう
などの施策が可能となります。
これらの施策が企業の売上アップにつながっていくのです。
必要スキル:コミュニケーション力
どの業種にとっても必要ですが、SNS運用代行にとって「コミュニケーション力」は最も大事なスキルの一つです。
クライアントの本当の意向や目的を理解することができなければ、正しい運用代行ができないからです。
例えば、「SNSを通じてを認知度を上げてほしい」というクライアントからの依頼であれば、既存フォロワーに対するアプローチではなく、バズを狙っていかなければなりません。
バズらせることができれば、多くの人に見てもらえるので「認知度を上げる」というミッションを達成できます。
クライアントの意向を間違えて理解してしまうと、継続的に仕事を受注できなくなってしまいます。
また、SNSはユーザーとの接点が多いので、ユーザーとの会話のためにもコミュニケーション力は必要になってきます。
フリーランスのSNS運用代行には経験と実績が必要
ここまでフリーランスのSNS運用代行に必要なスキルについて解説しました。
まとめると
- 顧客視点でのマーケティング力:拡散したくなる内容で発信できるか
- 分析力:得た情報を分析し、改善や次の施策につなげられる力
- コミュニケーション力:クライアントの意向を理解する能力も必要
になります。
上記スキルを客観的に示すためには「実績や経験」が必要です。
「実績や経験」があれば、話に説得感が出るのはイメージしやすいかと思います。
経験と実績を積むために転職もあり
上記でフリーランスのSNS運用代行には経験と実績が必要と解説しましたが、一番手っ取り早く実績と経験を積む方法が「転職」です。
転職先でWebマーケティングを実務で学ぶことによって、知識と経験を得ることができます。
そこでおすすめしたい転職サイトが「マイナビエージェント」。
豊富な求人の中から自分の条件にピッタリとはまる会社を探し出すことができます。
企業はフリーランスのSNS運用代行に何を求めているのか
ここまでSNS運用代行に必要なスキルについて解説してきました。
SNS重要性が高まった結果、SNS運用代行を行う法人企業も出てきました。
個人がフリーランスのSNS運用代行として活躍するためには、企業がフリーランスに何を求めているのか理解しなければなりません。
それを理解しなければ、リソースも資金も潤沢な法人にフリーランスが勝てるはずがないからです。
企業がフリーランスのSNS運用代行に求めているのは以下の通りです。
- 費用の安さ
- フットワークの軽さ
- 定型化された業務
それぞれ簡単に解説していきます。
費用の安さ
フリーランスであれば費用の安さを意識するべきです。というのも、法人との差別化を図る必要があるからです。
法人であれば、レポーティングやデータ分析など、かなり深く行なってくれますが、リソースがその分かかっていますので、費用が高いのです。
一方、そういった戦略的な部分に関しては自社で行いたい企業がいるのも事実。
そのような企業にはフリーランスはとてもありがたい存在でしょう。
フットワークの軽さ
「どんな時でも連絡がつく」「いつでも会議に出席できる」などのフットワークの軽さも重要です。
もし法人のSNS運用代行会社の場合、就業時間や休業日が決まっているため、クライアントが緊急の場合でも連絡がつかない場合があります。
フリーランスで勝負するのであれば、この「フットワークの軽さ」を活かし、法人にはできないような対応をする必要があります。
定型化された業務
フリーランスにSNS運用を依頼する場合、ほとんどが定型化された業務を依頼します。
というのも、フリーランスは基本的に信用がないため、「業績アップのための戦略」などの重要な仕事を任せることができないからです。
そのため、「テンプレートに沿ったSNS投稿」「業績に関係しない定型文」などの業務を任されることが多いです。
こういった仕事は単価も低い傾向にあります。
最後に
ここまで、フリーランスのSNS運用代行について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
SNSの重要性は年々増し、運用代行会社も多くなってきています。
フリーランスにしか出せない価値をクライアントに提供することで、稼げるフリーランスになることができます。
この記事の内容を参考にして、仕事受注のきっかけを作ることができましたら幸いです。
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