インターネットを通じて、韓国の文化が日本にどんどんと入ってくるようになりました。
中には、韓国の文化に影響を受けて「将来は韓国の大学に留学をしたい！」と思っている方もいるかもしれませんね。
しかし、次のような悩みはありませんか？
韓国の大学に留学すると言っても、まず何から手をつけていけばいいの？
韓国の大学に留学するための知識を解説してほしい！
先に上記の悩みに回答しておくと、何から手をつければいいかわからない人はまずはひたすら韓国語力を伸ばすことに集中しましょう。
韓国の大学に入学するためには、語学力のTOPIK3級以上の証明が必要になることが多いからです。
また、入学してからも高度な韓国語を扱うことから、何すればいいかわからない人は最優先で語学力を高めましょう。
この記事を読めば、韓国留学について幅広く学ぶことができます。
下記でさらに詳しく解説していますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
海外フリーランスのマイコ(＠PRESS.MAIKO)です。
韓国アイドルにハマり韓国移住を決意。韓国在住3年・韓国現地採用を経験後、現在はヨーロッパを拠点に海外在住のフリーランスとして活動中💡2020年会社設立。
30歳過ぎてから夢をかなえ始めた遅咲きタイプの人間です。何事もはじめることに遅いことはないことを身を以て体験したひとり。
「住む場所に依存にしない働き方」をテーマに自由なライフスタイルを提案しています。
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そもそもあなたの韓国留学の方法はどっち？【交換or本留学】
まず聞きたいのですが、あなたは韓国の大学に半年～1年程度の期間「交換留学」をしたいですか？
それとも、4年みっちりと通う「本留学」をしたいですか？
その回答次第で、韓国留学の難易度が全く違います。
というのも、大学の生徒に対する扱いが異なるからです。
交換留学は、提携した大学の学生を文字通り交換する形で留学をする制度です。
相手方の生徒ということもあり比較的丁重に扱ってくれます。授業や生活難易度は比較的緩めです。
例えば、
- 授業は韓国語のクラスのみ
- 生活については既に寮が用意されている
などです。
一方で、四年間韓国の大学に「本留学」する場合はもっと授業などのハードルが高くなります。
願書を自分で出したり、家を探したりなど、自分から行動していかなければなりません。
今回の記事では、基本的に本留学をする人に向けて記事を書いていきます。
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韓国の大学の入学事情
あなたは韓国は大学入試についてご存知ですか？
韓国は非常に学歴社会であり、「大学を卒業しなければ良い就職先がない」という考えが国民に染み付いています。
そのため、受験の時期が近づくととても話題になるのです。
日本でも韓国の受験について度々取り上げられていますが、ニュースなどでご覧になったことはありますか？
韓国人にとって「大学入学」は人生における一大イベント。
それを聞いて、次のように感じた方もいるかもしれません。
そんな必死な韓国人を相手に受験戦争を勝ち抜く自信がないよ・・・そんなに勉強したくないし、今更受験勉強なんて遅いんじゃない？
実は、韓国の多くの大学で「外国人枠」を設けています。
「外国人枠」の試験は一般的な韓国人が受ける試験と比べると簡単に設定されています。
あなたが日本人であれば、この外国人枠を狙っていくことになります。
比較的簡単に入学ができるとはいえ、入学後は韓国の学生と同条件。
必死に勉強していく必要があります。
韓国の大学への入学条件
韓国大学への入学条件は、大学によって様々です。
学びたい学部がある大学の条件要項を確認しましょう。
とはいえ、多くの韓国の大学に共通する入学条件があります。（外国人として）
それが以下の通りです。
- 高校卒業の資格があること
- 親が韓国籍でないこと
- 語学力がTOPIK3級以上のレベルであること
基本的に日本人であれば上記の上二つの条件については満たしているはずです。
ネックとなるのがやはり語学力。
語学に関して、もう少し詳しく解説していきます。
韓国留学のネックは語学力【要TOPIK3級】
繰り返しになりますが、韓国の大学の入学条件には「TOPIK3級以上」の語学力を求めるところが多いです。
では、具体的にTOPIK3級とはどのくらいのレベルなのでしょうか？
韓国語能力試験のホームページを見たところ、TOPIK3級とは以下のレベルだと記載がありました。
日常生活を問題なく過ごせ、様々な公共施設の利用や社会的関係を維持するための言語（ハングル）使用が可能。文章語と口語の基本的な特性を区分し理解、使用が可能。
（参照：韓国語能力試験 ）
つまりTOPIK3級とは日常会話を問題なく行うことができるレベルと言えます。
「日常会話なら問題なくできるから大丈夫！」
と思われている方もいるかもしれません。
しかし、大学での授業は多くの専門用語が使用されるはずです。
そのため、入学だけならTOPIK3級でも足りるかもしれませんが、卒業まで見据えるのであれば、さらに高い級を目指して勉強しておくほうが良いでしょう。
＞＞ハロートークアプリの語学力アップ法【危険性と5つの対処法】
韓国留学で人気の大学は？
大学とひとことにいっても、韓国には現在4年生大学だけで172校もあります。
専門大学に関しても159校あり、トータルで見るとかなりの大学が韓国に存在することがわかると思います。
もちろん学びたい学部や行きたい大学を選ぶのが一番良いのですが、全く目安が無いと迷うかもしれません。
そこで一般的に人気の大学を紹介します。
- ソウル大学
- 釜山大学
- 延世大学
- 高麗大学
- 西江大学
ぜひ一度ホームページを見て、雰囲気などを感じてみてください。
また、大学・学部選びは将来就きたい仕事から探すのもおすすめです。
韓国に関する仕事、韓国での就職については以下の記事も参考にしてみてください。
＞＞韓国語を使う仕事おすすめ10選【必要な語学レベル解説付き】
＞＞日本人が就職難の韓国で仕事をするために知っておくべきこと
＞＞韓国で働くには？現地採用経験者が語る採用されやすい職種・経歴・求人
韓国の大学に留学するステップ
ここからは韓国の大学に留学するステップについて解説していきます。
とは言っても、基本的には日本の大学入学とステップは同じです。
それが以下の通り。
1：願書取り寄せ
2：必要書類の収集
3：試験及びレポート
4：入学金等の振込及び入学手続き
5：ビザの申請、住居確保などの生活準備
韓国で生活することになるので学生ビザの申請などは特殊なステップになりますが、それ以外は基本的には日本の大学入学とあまり変わりません。
このステップも大学によって変わる可能性があるので、ぜひ自分の興味がある大学を調べてみてください。
韓国留学の費用は1年で150～200万円くらい
韓国留学の費用はその人のいく大学や生活水準等により、大きく変わってきます。
しかし、大体で言うなら韓国留学の費用相場は一年間150万～200万円程度です。
内訳は大きく分けて以下の通りになります。
- 学費：40～85万円
- 家賃：月2万5千～10万円
- 食費：月1万5千～3万円
- 通信費：月6000～1万6千円
- 交通費：6000～8000円
- 交際費：月1万～2万円
学費に関しては、私立であれば100万を超すところもあります。
また、留学中は帰省も国を跨ぐため費用がかさみます。
留学生の多くは【スカイチケット】のようなサイトで格安航空券を利用することで、負担を減らしながら日本と韓国を行き来しているようです。
まとめ
ここまで韓国の大学に本留学する際に知っておいた方が良いことを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？
最後に簡単に上記の内容をまとめておきます。
韓国は学歴社会であり大学入学は人生の一大イベントなので、韓国人は受験に対してとても必死です。
一方、日本人であれば韓国の大学の「外国人枠」を利用して入学することが可能です。
しかし、その際にネックになるのが「語学」です。
TOPIK3級以上を必須条件にしている大学が多く、そのレベルは「日常会話に支障がないこと」です。
大学の授業ではTOPIK3級以上の専門用語を使用するので、語学力に関しては予め鍛えておいた方が良いでしょう。
留学費用の相場は大体1年で150万～200万円くらいです。
内訳は以下の通り。
- 学費：40～85万円
- 家賃：月2万5千～10万円
- 食費：月1万5千～3万円
- 通信費：月6000～1万6千円
- 交通費：6000～8000円
- 交際費：月1万～2万円
海外の大学に通うと、日本と異なる点もあり、多くの刺激を受けるでしょう。
それは必ず成長につながるはずです。
上記の内容を参考にして、ぜひ頑張ってみくださいね。
