現在韓国に興味があったり、韓国語を勉強している方の中で
- 韓国で働きたいけどどうやって仕事を見つけるの?
- 日本人が韓国で働くことってできるの?
- 韓国で働くために必要な資格は?
このような疑問を抱いている人はいませんか?
日本人が韓国で働くのは難しいと考えがちですが、実際に韓国で働いている日本人はたくさんいます。
この記事では韓国で働きたいと考えている人向けに韓国で仕事を見つける方法や韓国で働くために必要な条件などについてご紹介します。
こちらの記事でも韓国就職の現状を解説しています>>韓国就職で日本人が知っておくべき現実
海外フリーランスのマイコ(@PRESS.MAIKO)です。
韓国アイドルにハマり韓国移住を決意。韓国在住3年・韓国現地採用を経験後、現在はヨーロッパを拠点に海外在住のフリーランスとして活動中💡2020年会社設立。
30歳過ぎてから夢をかなえ始めた遅咲きタイプの人間です。何事もはじめることに遅いことはないことを身を以て体験したひとり。
「住む場所に依存にしない働き方」をテーマに自由なライフスタイルを提案しています。
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韓国で働くには?
まず、韓国で働くには大まかに以下の方法があります。
- 日本企業で日本から韓国の転勤または駐在員を目指す
- 日本企業の現地採用で就職する
- 韓国企業の現地採用で就職する
- ワーホリを利用してアルバイトから正社員を目指す
では一つずつ解説していきます。
日本企業で日本から韓国の転勤または駐在員を目指す
まずは、日本企業に勤めながら転勤・駐在員として韓国で働くという方法です。
駐在員とは日本企業に就職後、海外転勤になり海外で暮らしながら働く人のことを言います。
駐在員のメリットは手当や家賃、生活費補助が支給されるところ。
韓国語能力もそれほど求められていません。
しかし、駐在先の国や時期、期間などは会社の独断で決めることが多いため、韓国に必ずいけるとは限らないので注意してください。
日本企業の現地採用で就職する
これは韓国に進出している日本企業で就職するという方法です。
日本企業の韓国支社で働くということになります。
働き方や雇用条件、福利厚生などは日本と同じなため、働きやすく比較的適応しやすいのが魅力です。
社内では日本語を使うことが多いので、韓国語能力よりは専門スキルをみて採用されることが多いです。
韓国企業の現地採用で就職する
韓国で韓国の企業に就職して働く方法です。
ビジネスレベルの韓国語は必須で、さらに英語や専門スキルがあると周りの韓国人と差を図ることができます。
韓国企業なので働き方や仕事の進め方など適応するまで時間がかかるかもしれませんが、韓国文化を学ぶいい経験になります。
日本に関係する業務を行う企業だと日本人が採用されやすい傾向があるので、日本関連の会社を探してみましょう。
ワーキングホリデーを利用してアルバイトから正社員を目指す
ワーキングホリデーとは、1年間韓国に住んで働くことが許可されている制度です。
この制度を利用して1年間アルバイトをして働きながら就職活動を行うことができます。
ただし、ワーキングホリデーは30歳までという制約があるので、ワーホリを目指す方は早めの準備が必要です。
韓国で働くための条件
韓国で働くために気になるのは以下のような条件だと思います。
- 韓国のビザについて
- 韓国で働くための資格の必要性
- 韓国で働くには高学歴である必要かあるのか
- 日本人でも韓国で働けるのか
では一つずつ見ていきましょう。
韓国のビザについて
韓国で働くためには必ずビザが必要になります。
韓国で働くことが許可されているビザには以下のようなものがあります。
特定活動ビザ(E-7)
日本語教師以外の現地採用の場合、だいたいがこのビザを取得することになります。
基本的な条件は以下の通りです。
- 就職先の職種と関連がある分野で博士以上の学位を所有
- 就職先の職種と関連がある分野で学士以上の学位を所有かつ1年以上の該当分野の経歴
- 就職先の職種と関連がある分野で5年以上の経歴
E-7ビザにはさらに細かく業種・職種コードが分けられており、決められたコードの仕事以外はできないと決まっています。
提出する書類と申請するコードが一致していないと受理してもらえない場合があるので、Hi KOREA(韓国入国管理局)というサイトで入念に確認することをお勧めします。
会話指導ビザ(E-2)
日本語教師を目指している方はこのビザが必要になります。
ほかのビザよりは容易に取得できるビザですが、4大卒など細かい制約があります。
駐在ビザ(D-7)
名前の通り韓国へ駐在する場合に取得するビザです。
ワーキングホリデービザ(H-1)
1年間、韓国で働きながら観光ができるビザです。
18歳から30歳までが取得可能で、原則1回のみの取得の制限があります。
留学ビザ(D-2、D-4)
韓国に語学留学や正規留学をする場合に取得するビザで、半年を過ぎるとアルバイトすることが認められています。
結婚移民ビザ(F-6)
配偶者ビザとも呼ばれ、韓国人と結婚した場合に申請するビザで、就労が認められています。
就労ビザを取得するためには4大卒や専門知識が必要などと制約が多いため難しく感じるでしょう。
そのため、まずはワーキングホリデービザや留学ビザで勉強しながらアルバイトするなど、お試しで働いてみるのもいいと思います。
または日本でしっかりとキャリアを積んでから就労ビザに挑戦してみるのもいいでしょう。
>>韓国に住むにはどうすればいいの?ビザなどの基本解説から移住ステップまで
韓国で働くための資格の必要性
韓国で働きたいのであれば、韓国語ができたほうが有利です。
そのためTOPIK6級、最低でも5級は取得しておきましょう。
また韓国では英語や中国語ができる人材も求められているため、TOEIC、HSKなどの資格があるとさらに良いです。
さらに専門スキルがあったりキャリアを持っているとより採用の可能性が高くなります。
韓国で働くには高学歴である必要があるのか
日本人が韓国で働くのであれば4年制大学卒のほうが採用されやすいですし、応募条件で4年制大学卒が必須の会社も多いです。
また韓国では日本より学歴を重視しているので、有名大学を卒業しているとなお採用されやすくなるでしょう。
ただ、まれに専門学校卒や短大卒でも採用されることがあるので、挑戦してみるのもありだと思います。
その場合、専門知識やキャリアが必要となるので日本で身に着けておきましょう。
日本人でも韓国で働けるのか
日本人が韓国で働くことは可能です。
最近は韓国人でも就職が難しいといいますが、日本人でも韓国で働いている人はたくさんいます。
日本語教師や通訳・翻訳、日本人向けマーケティングの仕事など、日本人であることを強みにした仕事を探すと仕事が見つかりやすくなります。
>>日本人が就職難の韓国で仕事をするために知っておくべきこと
韓国で働きたい人の就職活動
では次に、実際に韓国で働くための仕事の探し方をご紹介します。
SNS・友人のツテを使う
韓国で働きたいなら人脈が必須!
韓国では人脈次第でお仕事を紹介してもらえる可能性があります。
自分が働きたいと思っている業界の人とつながったり、普段から自分がどんな仕事がしたいのかを周りの人に話しておくと仕事が回ってくるかも。
またSNSで時々韓国で働ける人を募集しているのを見かけるので、適度にチェックしたり韓国で働いている人をフォローしたりしておくといいと思います。
サイトで探す
韓国で働きたいなら、日本の求人サイトや韓国の求人サイトで探すことができます。
日本の求人サイトで探す
などのサイトがおすすめ。
韓国関連の求人は人気なので、いろいろなサイトや転職エージェントに登録して情報収集することが大切です。
特に転職エージェントではサポートが充実しているので、初めての方でも安心して利用できます。
韓国の求人サイトで探す
などのサイトがおすすめ。
日本でいうリクナビやマイナビのようなサイトで、様々な求人情報を見ることができます。
サイトについては次の段落で詳しくご紹介します。
また、韓国で日本人が働ける具体的な仕事についてはこちらの記事で詳しく解説しています↓
>>大好きな韓国とか関われる仕事は?【具体例あり】失敗しないための対策
韓国で働きたい人におすすめの求人サイト
Job Japan
韓国貿易協会と在日韓国企業連合会が運営しているサイト。
韓国企業の日本法人や駐日韓国企業、韓国と貿易を行う会社などの求人を見ることができます。
日本での採用となるので日本にある韓国企業で働きたいならこちらのサイトから探してみましょう。
👉韓国貿易協会と在日韓国企業連合会が運営する求人Job JAPAN
Samurai job
グローバルに活躍したい人向けの転職エージェントサイトです。
日本から海外進出している企業や海外から日本に進出している外資系企業などの求人が多数あります。
特にハイキャリアの求人がそろっているサイトなので、今より高い役職を狙って転職活動をすることができます。
👉ハイクラスのグローバル転職先が見つかるSamurai job
ジョブコリア
韓国で最も有名な求人サイト。
韓国で働きたいのであれば韓国の求人サイトを利用しましょう。
求人数が豊富で日本人向けの求人も多数用意されています。
サイトはすべて韓国語なので分かりにくいかもしれませんが、「일본인」や 「일본 원어민」で検索すると日本人向けの求人を調べることができます。
履歴書を登録しておくと企業側からスカウトされることがあるので登録しておきましょう。
サラミン
韓国の求人サイト。
韓国での現地採用を目指すならこちらのサイトもおすすめです。
求人数はジョブコリアほど多くはありませんが、ジョブコリアに掲載されていない求人が載ることもあるので、こちらのサイトもチェックしてみましょう。
サイト自体はジョブコリアよりすっきりして見やすくなっています。
こちらも履歴書を登録しておくとスカウトが来ることがあります。
韓国で働きたい人必読!仕事を見つける方法や条件を徹底解剖【まとめ】
この記事では韓国で仕事を見つける方法や韓国で働くために必要な条件などについてご紹介しました。
韓国語ができてビザの条件もクリアできれば、日本人でも韓国就職を目指すことができます。
韓国で働きたいけど悩んでいる方はぜひ一度挑戦してみてください。
>>韓国で働くには?現地採用経験者が語る採用されやすい職種・経歴・求人