韓国で働くには?現地採用経験者が語る採用されやすい職種・経歴・求人

K-POPやドラマ、韓国コスメ・ファッションの影響により韓国で働きたいと思っている方も少なくないハズ。

実際に韓国で現地採用で就職した経験を元にどんな職種・どんな経歴が求められているのか解説していきます。

また現地採用情報がわかる求人情報についてもまとめて紹介します。

こちらの記事でも韓国就職の現状を解説しています>>韓国就職で日本人が知っておくべき現実

結論

ビザ取得も採用も簡単なのはSE(システムエンジニア)です。

採用されやすい経歴はシニアレベルの経験者。

但し他の方法もあるので諦めないことが重要!前進あるのみ!

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韓国の就職事情

韓国の20代失業率は10%前後と日本の失業率2.4%と比べても大きく上回っていることがわかります。

浪人生などやフリーターを合わせると実質韓国の20代失業率は20%以上と言われています。

長年『就職難』。それに加え学歴社会なので高学歴でない人は良い仕事に就くのはかなり難しい状況です。

近年では高学歴でも足りず大学在学中に休学して留学経験をしたり、ダブルスクールに通って資格をとる学生も少なくありません。

男性は兵役もあるため、20代後半で就職するというのがここ数年のトレンドになっています。

大学受験に失敗して自殺していまう人も多いと聞きます。それくらい就職激戦国です。

そのため外国人の採用はどの企業も消極的。

日本人が採用される難しさ

韓国の一流企業や人気職業は確かに激戦すぎて、日本人がそのポジションに就くのは難しいでしょう。

失業率を減らしたい韓国政府は優先して韓国人を採用するように企業に働きかけしています。

だから外国人に対して就職ビザ発行するのもすごく厳しい国です。

しかし、日本人にしかできない仕事もあります。

日本人の感覚が必要な仕事は現地韓国人ではできないことなので穴場の仕事と言えます。

  • 日本人向けセールス
  • 日本人向けマーケティング

それにご存知の通り、韓国は世界を代表するIT大国。

IT関連の仕事はグローバル化を図っていて外国人採用枠を増やしている企業もあります。

MEMO
求人が多く穴場の仕事を狙えば案外採用されたりします。韓国で働くには職種選びが大切です!

就労ビザ取得条件が厳しい

E-7(特定活動)

日本語教師以外の現地採用はだいたいこのビザが該当します。

私の場合

  • 4年制大学 卒業証明書(英文を用意して自分で韓国語に翻訳)
  • 韓国で就職する職種と同じ職種経験5年以上
  • 前職の推薦書(英文を用意して自分で韓国語に翻訳)
  • 就職する会社の財務資料(会社が準備)
  • 就職する先からの推薦書(韓国語で用意してもらう)
  • 自分の担当する部署やプロジェクトなどの企画書(なんでわざわざ日本人を採用するのか「Why」が明確になっている書類ならどんなものでもOK)

条件は取得したい職種分類によって多少異なります。

E-7(特定活動)申請時に気をつけること

同じE-7ビザ申請でも、それぞれの職種によって分類コードがあり、その分類コードの種類70種類ほど。

そのコードによって申請する書類が多少違います。

私の場合は、この職種コードのことを知らないまま入局管理局に申請しに行きました…

優しい担当員だったため、その場で職種コードを調べて再提出すればOKと言われました。

しかし、なかなか分類コードを調べるのに苦戦して入管ロビーで小1時間程度苦戦…申請できないんじゃないかと冷や汗ものでした。

普通なら追い返されていたところです。しかも、自分で調べて再提出した分類コードが担当員的に納得いっておらず、

彼の一存で結局違う職種コードで申請することになりました苦笑。

韓国の入管は担当者のさじ加減によって全然違うと言われています。ちょっとした記入漏れがあっただけで追い返された友人もいるのでお気をつけください。

  • 申請した職種分類コード→広報
  • 訂正後の職種分類コード→デザイナー


これについては謎が残るばかり、、、

IT企業で新規ビジネスの担当として入社が決まっていました。

会社側が提出したプロジェクト書類と合致するのはこのコードだと担当職員に言われました。

MEMO
分類コードは事前に採用する会社に確認をとってもらうか事前に自分で調べておきましょう。また、実際勤務する職種というより書類との合致性が求められるのでその辺りも擦り合わせてしておくのが得策です。詳しくはHi KOREA(韓国入国管理局)というサイトでチェックできますので事前を入念に確認してください。

E-5(専門職業)

弁護士、公認会 計士などがこちらの分類になります。F-7よりはるかに取得しやすいビザと言われています。しかし、なるのが大変(苦笑)。

F-2(会話指導)

ここで紹介するビザの中では比較的簡単と言われています。日本語教師・講師の仕事です。

韓国語ビジネスレベルがあれば、日本から求人を探して学校や語学スクールに採用さえ決まれば就労ビザは簡単に取得できます。

問題は韓国語レベルを必要とされること。。。

E-6(芸術興行)

友人で数名E-6を取得して滞在していますが、こちらも取得は激ムズです。

いわゆる【芸能人・タレント枠】です。6ヶ月ごとの更新と条件も厳しめ。このビザを取得できた友人に共通することは知名度高いだけでなく韓国語が堪能だということです。

ここでも問題は韓国語。。。

どんな人が就労ビザ取得しやすいか

エベレスト級に韓国で就労ビザを取得するのは難しいです。

実はこんなにビザ取得するのが難しいと知らずに韓国へ移り住んでしまいました。

たまたま4大卒業、前職は円満退社、同じ職種経験5年以上あったので運がよかったです!!!

もし条件に合わなかったら採用が取り消されるところでした。

韓国で働くための就労ビザを取得しやすい人材のおさらいです。

  • 大学以上の学歴
  • 専門職経験者
  • 韓国語修得者

現地採用で就労ビザ取得しやすい人材は【セカンドキャリア】で海外移住を目指している人が適材と言えます。

違う方法もある

ただ心配ご無用。

キャリアがなくても取得しやすい職種というのがあります。

キャリアがないけど韓国で働きたい人は下記の職種を目指してください。

  • SE(システムエンジニア)

ダントツ好条件です。日本と同様システムエンジニアが不足中の韓国は政府をあげてSE向けにビザ発行を緩和しています。

SEだと私たちマーケティングと違って経験年数がもっと短くても取得可能だったります。

現在彼の友人のSEが韓国企業にヘッドハンティングされて韓国へ渡りました。

契約年俸は日本円で1000万円超えています。

韓国に住めてお給料も安定で高給で羨ましい限りです。

韓国で働くことだけを目標としている学生なら絶対的にSE目指すべきです。

日本でも潰しが効きますしね!

いつも隣でみていてメリットが多い職種だと感じます。

学生は?

学生のうちから韓国移住を目指されている人には現地採用でもなくシステムエンジニアでもない方法があります。

下記の記事を参考にしてみてください。

>>高校生が韓国に留学ってできる?学校の生活はどんな感じ?留学のポイントも含めて解説!

>>【2022年】韓国留学の費用の相場は200万円!節約するためのポイントも含めて解説!

韓国就労ビザについては韓国政府が運営するこちらをチェック

韓国で働くための求人情報

それでも韓国で働きたい人はまめに求人情報をチェックしてください。

日本からでも探せる求人サイト・韓国在住者用の求人サイトそれぞれをご紹介します。

日本語で探せる韓国現地採用の求人・転職サイト

Samurai jobs

キャリア向けでハイクラスの転職先が用意されています。

セカンドキャリアで韓国移住目指す人はこちらで探すことが可能です。現実問題求人数はあまり多くないのでまめにチェックした方がいいです。

👉ハイクラスのグローバル転職先が見つかるSamurai jobs

Job JAPAN

韓国貿易協会と在日韓国企業連合会が運営する求人サイト。

SEの求人が多く見つかります。

👉韓国貿易協会と在日韓国企業連合会が運営する求人Job JAPAN

韓国在住者がチェックすべき求人

👉ワークネット

👉ジョブコリア

👉サラミン

どうすれば採用される?

  1. 求人をこまめにチェック
  2. 現地に人脈を作る
  3. 留学すること

私は実際に韓国に渡り、最初は語学スクールに行きながら韓国で海外フリーランスをしていました。

その中で現地で広げたネットワークより就職することができました。

1〜3をしっかり繰り返しながら夢に向かっていれば行動することが大事!

前進するのみ!

番外編 海外フリーランスという道もある

就労ビザにこだわらなければ、海外フリーランスとして活躍することも可能です。

実際私も最初は語学スクール行きながら、韓国せどりをはじめました。

今はマルタで語学学校行きながらクラウドソーシングを使って完全リモートでできる仕事をしながら生活しています。

世の中にはいろいろな生き方をして生きている人もいるんです笑。

私のような人もいるってこと念頭において、就労ビザで取得を目指すのかそれとも自分の力で生きていくのか?

これをきっかけにライフスタイルを検討してみてはいかがでしょうか??

合わせて読まれている記事

まとめ

韓国で働くには?現地採用経験者が語る採用されやすい職種・経歴・求人をお届けいたしました。

いかがだったでしょうか?

韓国で働くことを目指している人は参考にしてください。

>>韓国で働きたい日本人が就活失敗してしまう共通点

>>韓国に関わる仕事が見つかる職業7選とオススメ転職・求人サイト

管理人
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