「韓国のWebコンテンツを見たいな〜」と思ってアクセスしたサイトに、次のようなメッセージが出た経験はありませんか？
「この動画はお住まいの国では公開されていません。」
見たいコンテンツがすぐそこにあるのに、いざクリックしてみたら見れないなんてちょっとショックですよね。
実はそれを見れるようにする方法があるのです。
それが「VPN」というものを使って、インターネットにアクセスする手段です。
下記でどうやってVPNを使って接続するのか解説していきます。
この記事でわかることは以下の通りです。
- 韓国のVPNへの接続方法
- 韓国VPNのデメリット
- VPNの危険性、注意点
この記事を読んで手順通り行えば、韓国のWebコンテンツが見れなくて悲しむことがなくなります。
ぜひ最後まで読んでいってください。
韓国好きの方はこちらの、韓国のアイドルや芸能人と関わる仕事7選とその見つけ方を紹介！や韓国に住むにはどうすればいいの？ビザなどの基本解説から移住ステップまでの記事もおすすめです。
海外フリーランスのマイコ(＠PRESS.MAIKO)です。
韓国アイドルにハマり韓国移住を決意。韓国在住3年・韓国現地採用を経験後、現在はヨーロッパを拠点に海外在住のフリーランスとして活動中💡2020年会社設立。
30歳過ぎてから夢をかなえ始めた遅咲きタイプの人間です。何事もはじめることに遅いことはないことを身を以て体験したひとり。
「住む場所に依存にしない働き方」をテーマに自由なライフスタイルを提案しています。
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そもそもVPNとは？
VPNとは「Virtual Private Network」の略です。
意味としては、仮想のネットワークという意味になります。
結論から言ってしまうと、VPNというネットワークを利用してネットに接続することで、その国（見たいコンテンツがある国）から接続しているようすることができるのです。
もう少し詳しく説明します。
Web上のサイトにアクセスする際、それぞれネットワーク上のデバイス（スマホやパソコン）に割り振られたIPアドレスをもとにデーターの送受信が行われます。
IPアドレスとは住所のようなもので、どこの国からアクセスしているのかなどの情報が含まれています。
韓国のWebコンテンツにアクセスできない理由は、このIPアドレスが国外からのアクセスだと認識されているためです。
VPNを使うことで、IPアドレスが韓国からアクセスしているように見せかけることが可能になります。
韓国のVPNはどうやって接続するの？
VPNには有料のものと無料のものがあります。
もちろん有料のほうが品質は高く簡単に設定できますが、ここでは無料のものを紹介します。
利用するのは筑波大学が研究のために無料で公開しているVPN。
詳しく解説していきます。
パソコンで韓国のVPNに接続する方法
SoftEther VPN Clientというソフトを使用します。
手順は以下の通りです。
- 上記にリンクにSoftEther VPN Client + VPN Gate Client Plug-inをダウンロード
- ファイルを解凍してインストール
- 完了後、起動
- 「SoftEther VPN クライアント接続マネージャ」で VPN Gate 公開 VPN 中継サーバー選択
- 「ボランティアとして実験に参加する」にテェックして承認
- 中継サーバー選択「Korean Republic of」を選択、接続
- 「 TCPを使用」を選択
スマホで韓国のVPNに接続する方法
OpenVPN Connectというアプリを使用します。
手順は以下の通りです。
- 上記アプリをダウンロード
- https://www.vpngate.net/ja/ にアクセス
- 下に韓国の国旗のアイコンを探し、そこの「Open VPN 設定ファイル」を開く
- 「 DDNS ホスト名が埋め込まれている.ovpnファイル」の下のリンクを開きダウンロード
- ファイルを OpenVPNにコピー
- 「OpenVPN Connect」のインポート画面が開くので、ADDを押す
- さらにADDを押し、許可
- ProfileでConnectedへ変更
- スマホの上に“VPN”というマークが出れば、接続完了
韓国のVPNに無料で接続するデメリットは？
韓国のVPNに無料で接続する方法を上で解説してきました。
確かに無料で使えて便利ではありますが、デメリットはやはり存在します。
それが以下の通りです。
- 通信が遅い場合がある
- 安全性が低い場合もある
それぞれもう少し詳しく解説していきます。
無料VPNのデメリット1：通信が遅い場合がある
無料のVPNを使用した場合、通信が遅い場合があります。
というのも、VPNは公衆のインターネット回線を使用しているためです。
具体的に言うと、回線が混雑する時間帯や人混みが多く回線が入り混じっている場所でVPNを利用すると、通信が遅くなることがあります。
この通信速度の遅さがストレスになる方は、有料のVPNを検討してみてもいいかもしれません。
無料VPNのデメリット2：安全性が低い場合もある
無料のVPNを利用した場合、安全性が低い場合があります。
通常、VPNの回線は暗号化を行っているため安全であるはずなのですが、設定の過程で自身のデバイスを脆弱にしてしまうことも考えられます。
またVPNを提供している業者によっては、脆弱なセキュリティしか行っていない会社もあるため注意が必要です。
事前に、回線を提供している会社の評判などを比較検討することが重要になってくるでしょう。
韓国のVPNに接続をするリスク・注意点
上記で無料VPNは安全性が低い可能性があると解説しました。
ここでは、VPNに接続するリスクや注意点をもう少し具体的に解説していきます。
それが以下の通りです。
・通信の漏洩が懸念される
・セキュリティの欠陥
それぞれ解説していきます。
韓国のVPNへ接続するリスク1：通信漏洩
通常、インターネットでの行動は、履歴や日時に至るまで記録されます。
それら個人情報を他人が見ることは当然許されません。
しかし、VPNの提供者は見ることができてしまいます。
インターネットへの接続はVPN回線を経由しているからです。
契約した業者が悪意のあるVPN回線の提供者であった場合、自分の情報が漏洩する可能性が考えられます。
韓国のVPNへ接続するリスク2：セキュリティの欠陥
通常、VPN接続は匿名性の高い接続方法です。
というのも、VPN経由でアクセスすることでIPアドレスを隠すことができるからです。
とはいえ、VPN回線を提供している業者も多く、その品質は様々。
品質が高くセキュリティがしっかりしている提供者もいれば、セキュリティが脆弱な提供者がいるのも事実です。
そのため、もしセキュリティが低いVPN業者と契約してしまった場合、情報漏洩などに繋がってしまう可能性があります。
その情報が、もし企業の秘密であった場合のことを考えると恐ろしいですね。
信頼できるVPNの業者を探そう
様々な国のインターネットに無料でアクセスすることができるVPN接続ですが、それなりにリスクもあることが分かったかと思います。
そこで重要になってくるのは、「信頼できるVPNを提供している業者を探すこと」です。
場合によっては、課金をするのも良いでしょう。
Express VPNやCyberGhostなど、有名なVPNなどは信頼性も高くておすすめです。
ぜひ自分でも調べてみてください
まとめ
ここまで韓国のVPNに接続する方法や注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？
最後に簡単に上記をまとめておきます。
VPN接続とは、IPアドレスを隠すことで、どの国からのアクセスかを分からなくする方法です。
デメリットとしては、以下のようなものがあげられます。
- 通信が遅い場合がある
- 安全性が低い場合もある
またもう少し具体的に言うと以下のようなリスクも考えられます。
- 通信の漏洩が懸念される
- セキュリティの欠陥
これらを防ぐためには、信頼できる業者を見つけることが必要です。
韓国だけでなく様々な国のインターネットにアクセスして、その国でしか見れないコンテンツを見ることができるようになるのはとても魅力的ですよね。
上で解説した方法を参考に、ぜひ試してみてください。
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