「ノマド」と聞くとどんな人たちを思い起こすでしょうか?
「会社に縛られずに旅行しながら働いている人」などのイメージを持たれている方もいると思います。
そこで次のような疑問はありませんか?
ノマドの他にもデジタルノマドっていう言葉を聞いたけど、何が違うの?
デジタルノマドをするメリットやデメリットは何?
私も将来的にどこでも仕事できる環境を手に入れたい!でもデメリットやリスクってあるの?
この記事では上記のような疑問について解説していきます。
この記事を読むことで、ノマドライフのための一歩を踏み出すことができるので、ぜひ最後まで読んでいってください。
海外フリーランスのマイコ(@PRESS.MAIKO)です。
韓国アイドルにハマり韓国移住を決意。韓国在住3年・韓国現地採用を経験後、現在はヨーロッパを拠点に海外在住のフリーランスとして活動中💡2020年会社設立。
30歳過ぎてから夢をかなえ始めた遅咲きタイプの人間です。何事もはじめることに遅いことはないことを身を以て体験したひとり。
「住む場所に依存にしない働き方」をテーマに自由なライフスタイルを提案しています。
\韓国移住・海外フリーランスを目指す仲間が集うコニュニティ型サロン/
\広告代理店経営中 | インフルエンサー案件やWEB広告運用のご相談はコチラ/
そもそもデジタルノマドとは?
まずは「ノマド」という言葉について説明します。
ノマドとは「定住地を持たず様々な場所で仕事をする人々」のことを指します。
そもそも「ノマド」の語源は「遊牧民」を意味する英語の「nomad」が由来なのです。
つまり、「移動しながら働く人々」という意味から「ノマドーワーカー」という言葉が出来上がったのです。
中でも、デジタルノマドはITに特化した仕事をするノマドワーカーのことです。
ITに特化することで、時間や場所に縛られずにノマド的生活を楽しめるようになるのです。
デジタルノマドの仕事って何?
ノマドの中には、「せどり」や「コンサル」などの仕事をして稼いでいる方もいます。
しかし、デジタルノマドはITに特化したノマドなので、基本的には上記のような仕事をしている方はいません。
デジタルノマドの仕事は具体的には下記のようなものです。
- Webライター
- Webデザイナー
- Webエンジニア
- ブログ
- 有料メルマガ販売
詳しくはノマドワーカーに最適な職種は?フロー型、ストック型、種類別に解説!記事で解説しました。
デジタルノマドとフリーランスの違い
たまに言われることに、「デジタルノマドとフリーランスって同じ?」という質問があります。
お互い自由な働き方ができることから、混合してしまう方もいますが、「デジタルノマド」と「フリーランス」は厳密には異なるのです。
違いは以下の通りです。
- デジタルノマド:場所や時間に縛られず働く
- フリーランス:業務を請け負う契約形態の一種
ノマドワーカーは基本的には出社しませんが、フリーランスに関しては会社に常駐する人、在宅で仕事をする人、様々な働き方をしている人がいます。
例えば、フリーランスのエンジニアなどは企業に常駐して勤務することもあります。
つまり、一般的に「フリーランス」という言葉は広義に使われることが多いです。
デジタルノマドのメリット・デメリット
ここまでデジタルノマドの概要について解説してきましたが、ここからは具体的なメリット・デメリットについて解説していきます。
具体的なメリットは以下の通りです。
- 好きな場所で働ける
- 人間関係を選べる
- 時間の縛りがない
また、デメリットに関しては以下の通りです。
- インターネット環境が必須
- 収入が安定しない
- 社会的信用がない
- 自己管理が難しい
上記のように、デジタルノマドの働き方にもメリット・デメリットがあります。
詳しくはノマドのメリット・デメリットを解説!ノマドワークの思わぬ落とし穴とはの記事で解説しました。
上記デメリット「インターネット環境が必須」に関しては、デジタルノマド特有ですので、詳しく解説します。
インターネット環境が必須なデジタルノマド
デジタルノマドはITに特化した仕事をする性質上、インターネット環境が必須です。
もしインターネット環境がなければ仕事ができないので、当然といえば当然です。
「今どきインターネット環境なんてどこでもあるから大丈夫でしょ」
と思われる方もいると思います。
もしあなたが海外で生活する「海外ノマド」を目指しているのであれば、この「インターネット環境」はさらに重大なことになります。
というのも、海外では必ずしもインターネット環境があるとは限らないからです。
ネット環境があったとしても、いつも使っているアプリが使用できない事態も考えられます。
例えば、中国などではインターネット規制が強いことから、Lineを始めとする一部アプリが使用できません。
将来的に海外でデジタルノマドを目指す方は、この「インターネット環境」というデメリットの壁を越える必要があります。
例えば、「ポケットWifi」の導入などは良い選択肢でしょう。
自由が好きな人はノマドに向いている
「ノマド」に向いている人とは一体どんな人なのでしょうか?
結論、「自由が好きな人」はノマドに向いているでしょう。
上記でも解説した通り、「ノマド」という働き方にもメリット・デメリットが存在します。
当然、「安定」という面では日本で会社員として働いていた方が良いでしょう。
しかし、「安定」を捨てて、収入などの全責任を背負ってまで「自由」になりたいという人はノマドに向いています。
自由になる覚悟があるからですね。
一方で、「収入の安定と社会的信用を捨てるのは惜しいな」と少しでも考えている人はノマドには向いていません。
ノマドのデメリットを克服するために
とはいえ、「私、自由になるためならなんでもする覚悟ある!」と思っていても、ノマドには上記の項で説明した、
- 収入が安定しない
- 社会的信用がない
- 自己管理が難しい
のデメリットが存在します。
いくら「自由になる覚悟がある」と言っても、できる限り、デメリットは少なくしたいもの。
上記デメリットを克服するためには、戦略を立てて実行するしかありません。
対策としては以下のことが挙げられます。
- 収入の柱を複数作る
- それぞれの柱を厚くして安定させる
それぞれ詳しく解説していきます。
ノマド戦略1:収入の柱を複数作る
ノマドの戦略として、「収入の柱を複数作る」ことをオススメします。
一つの収入源に依存するのはリスクが高すぎるからですね。
「Webライター」を例に取って見ましょう。
Webライターで月20万円稼げるクライアントを見つけました。一つのクライアントから20万円もらえているので、生活に問題はありません。
しかし、そのクライアントが他のライターを安く見つけてきたらどうでしょうか?その単価が安いライターに発注し、収入が減ってしまう未来が想像できるでしょう。
このように、一つの収入源に依存するのは危険です。
そのため、他の収入の柱を作っておくようにしましょう。
上記の例で言えば、
- 他のクライアントとの繋がりを持っておく
- サブスキルとして、プログラミングスキルを身につける
など。
そうすることで、一つの収入の柱が消えても安心できます。
ノマド戦略2:それぞれの柱を厚くして安定させる
収入源を複数持ったら、それら収入を最大化させ、安定させていくことが必要です。
いくら収入源を複数持っていても、それらが月3千円しか稼げない案件であれば管理コストの方が高くついてしまうからです。
もし月3千円の案件をくれるクライアントであれば、以下の交渉をして見ましょう。
- 単価アップ
- 他の案件を紹介してもらう
そうすることで、収入の最大化と安定化が可能です。
また「収入の安定化」という面では、「ブログ運営」は一つの有効な手段です。
ブログが育てば安定的にお金を稼いでくれるからです。
ブログの始め方については下記の記事をご覧ください。
ちなみにブログ運営にはレンタルサーバーが必須です。
オススメは以下の二つ。
どちらもすぐにWordPressでブログ開設ができます。
最後に
ここまでデジタルノマドについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
デジタルノマドはITに特化しているため、パソコン一台で仕事が完結します。
身軽な働き方をするのであれば、デジタルノマドをおすすめします。
今回の記事が少しでも役に立てば幸いです。